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大紀行

Linked Horizon、先月のシングルに続いて今月のアルバム発売でした。
今回はゲーム曲のボーカライズ化という事で、従来ほど斬新な演出は控え目でしたが、
英語ナレーションのアイクが久々に参加していたりとファンには嬉しい点も。

当初はイメージソングくらいの感じじゃないかという話をしていましたが、
蓋を開ければ、ゲームに出てくる各地方について言及していたり、
主人公たちの歌、敵が歌うと思われる曲があったりとゲーム内容にガッツリ噛んでますね。

最後の方の暗い曲が嫌な予感しかしません。

メルヘンの絵本風の歌詞カードを、二ノ国のマジックマスターにちなんで
『ウザい魔法の本』などと勝手に呼んでいましたが、
今回は言ってみれば『ウザいDの手帳』ですかね。

手帳の各所に別CDの収録曲を『ここに入れてください』みたいな表記になってますが、
最低でもシングルの初回版・通常版、アルバムの通常版を揃えないと
指定通りの曲数と曲順が成立しない。しかもファンなら限定版も買うでしょ?みたいな。

誰の発案か知らないが、正直あまり好きな売り方ではないな。

そういった外側の大人の事情に若干の不満を抱きつつも、
収録曲そのものはどれも良いものだったのでその点では満足です。
十字砲火あたりは実際にコンサートで盛り上がるだろうな。

以前からですが、ちょっとRevoさん本人が前に出過ぎかなという点は気になりますが…。
客演を招く事ができるスタイルなんだから、もっと裏方に徹してもと思う。
ジャケットもRevoさんのドヤ顔じゃなくてキャラか風景画が良かったよ。

リングアベル役は妥当かと思いましたが、まさかコンサートであのヅラ被るのでしょうか。

長々と書きましたが、ゲーム本編の発売まであと3週間。
アルバムを聞き込んでゲームをやれば『あの曲が流れてきたー!』
『あの歌はここの事を言ってたのだな!』など、より楽しめそうです。