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さん

民主は最低ライン54といってたのが44とは…。
なるべくしてなった結果ですが、過程の中で気になったことなど。

■谷氏当選
これの速報に対して『彼女に投票した有権者は…』という批判コメントが散見しましたが、
彼女は比例区での出馬なので、厳密には有権者に名指しで選ばれたわけではありません。
比例区は『政党』に対しての得票によって議席が得られ、議席を得た政党内で決められた
優先度によって当選者が決定するシステムなので、上記の批判は的外れに感じられます。
『民主ただでさえ議席少ないのに谷採用とかバカなの死ぬの』が正解に近い反応かと。

あと、『国会議員と柔道の両立が…』という話は柔道の日本代表が続けられる前提ですが、
二回の出産を経ているという点・そもそも年齢からして体力的な問題があること、
前回はあくまで『過去の実績』から代表に選ばれ、選考の時点では負けており、
あまつさえオリンピックでは結果が残せなかったわけで、柔道の方こそ保障ありませんよね。
次回は少なくとも選考での優勝が必須条件でなければ柔道界がバッシングに遭うでしょうし。

■タレント議員
選挙区では軒並み大敗のようで個人的には理想的と思います。
比較的評判が良かった三原じゅん子さんについても、
自分が経験した特定の病気への支援のみを強調していた部分に引っ掛かりが。
当選したからにはもっと…せめて婦人病全般に目を向けるような、
広い視野からの活動を期待したいところです。

現在の比例区のシステムこそがタレント候補乱立の元凶ではありますが、
だからといって選挙区だけにしたらそれこそ地元の利権ばかりで
国全体を見通せる政治家が皆無になってしまう。比例区廃止は極論です。
いっそう現行の『政党名もしくは候補者名』をやめて政党名だけにしたら。
候補者名を書けるようにするにも理由があるそうだけど、現状デメリットの方が大きい。

■野党
前回の衆院選が自民の自爆で民主が勝ったように、
今回は民主の自爆で自民が勝ったに過ぎない。勝って兜の緒を締めよ。
自民離脱組の中でも渡辺さんは最高に時流を読んでいたとは思いますが、
どうもあの人はお調子者の印象が拭えません。
今回の候補者も一部に胡散臭い人が居たし…みんなの党は全てこれからの実績次第。

■蓮舫さん
賛否両論あるでしょうが、あのポスターを見たら投票せざるを得ないだろうな。