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5月5日について

5月になりましたし、目前に迫ったS-XIIIについてお話します。

結論から申しますと、今回は希望の作品が一切買えない可能性が高いです。
そもそも事前の段階で参加自体をキャンセルしているサークルさんも多いので、
イベント公式サイトのサークルリストは当てにならないものと思ってください。

特に遠方から楽しみに来られる方はご注意ください。
別件で東京観光をするとか、オフ会があるとか、
そういった付加価値を持って臨まれることをオススメします。

問題のスタートは会場から主催に頒布物の内容について注意があったことですが、
それを受けて各サークルには普段の2倍以上の注意書きと署名必須の同意書、
作品毎に記入する20項目に及ぶ表現内容のチェックリストが送られています。

昨年の冬コミ頃から漫画同人誌に対する規制を強める動きが一部にあり、
過剰な規制を『検閲』とみなして憲法がらみの議論となる文章表現とは違い、
絵や漫画はその手の圧力に弱い立場にあって、作家陣がナイーブになっています。

そういったタイミングで上記の郵便物が届いたことで、
心情的に参加を諦めたり、創作意欲そのものを失った方もおられるわけです。
キッチリするのは良いことですが、今回の主催側の自主規制は行き過ぎの感があります。

以上の事情から、一般参加については充分ご検討ください。ガッカリしちゃうかもですので。

最後にちょっとだけ明るい話題を。
電脳十字軍は旧作の頒布の他に『Snow Ballads』の体験版配布を予定しています。
それについても会場・主催サイドのさじ加減一つなのですが…恐らく行けると思います。